スタッフブログ

季節にちなんだお菓子作り

2024年02月19日

 

皆様こんにちは。

東京オフィスの井村と申します。

 

先日はバレンタインデーでしたね。

元々は料理よりもお菓子作りを先に始め、作ること自体が好きでした。

せっかくの季節イベントなので今回も何か作りたい、でもそこまで材料が多くないものはないかと調べていたところ『ショコラテリーヌ』に行きつきました。

 

そもそも『テリーヌ』とはフランス料理で使う陶器のことで、

形は台形でパウンド型容器とほぼ同じですが、もう少し厚手で熱の伝わり方が

優しいのが特徴です。そのテリーヌ型を使用した料理をテリーヌと呼びます。

ショコラテリーヌはチョコレートケーキのような

イメージですが、日本においては定義があいまいになっているようです。

テリーヌ型を使用しなくてもテリーヌと呼んだり…。

少なくともガトーショコラや生チョコとの違いとして、小麦粉や生クリームを使用しないということがあります。

そのシンプルさ故、チョコレートの風味が強く食感も滑らかになります。

 

今回の使用材料です。

 

写真①

 

 

・ブラックチョコレート…380g

・バター…250g

・砂糖…125g

・卵Mサイズ6個(300g)

 

型は百均で購入した小さいサイズの使い捨てのパウンドケーキ型を使用しました。

10個分作ることが出来ます。

 

写真②

 

まずはチョコレートとバターを湯煎で溶かします。ただ、焦げやすい食材が入っていない

場合はレンジで温めても大丈夫です。板チョコ1枚ごとに500W30秒ほどでしょうか。

今回は約8枚分だったので4分かけました。

 

写真③

 

お菓子作りによくあるのですが、使っているバターの量に驚愕しますね…。

だからこそ美味しいものが出来上がるのですが。

 

チョコレートとバターがきちんと溶けたら砂糖を加えます。どちらも脂肪分がほとんど

なので砂糖はあまり溶けないですが、ダマにならないようしっかり混ぜましょう。

 

写真④

 

次に卵を少しずつ加えて混ぜるのを繰り返します。あまり熱い状態で加えると固まって

しまうので注意です。1個入れては混ぜるか、最初から卵を溶いておいて少量ずつ加えても

よいと思います。

 

写真⑤

 

生地がもったりとして混ぜにくくなってきますが、頑張って混ぜ続けます。

最終的にはつやが出てとろみのある生地になります。

 

写真⑥

 

均等に分けたら軽く型をトントン落として生地をなじませます。多少気泡があっても

神経質にならなくて大丈夫です。オーブンの鉄板に熱湯を1cmほど入れ、

上にアルミホイルをかぶせて蒸し焼きにしていきます。

 

写真⑦

 

写真⑧

160℃で余熱したオーブンでまずは40分焼きます。表面の焼きが足りなかったので、

アルミホイルを外した状態でさらに20分ほど焼きました。表面が乾燥すれば焼き上がり

ですが、中のとろけ具合はお好みなので、焼き時間は調整してください。

 

写真⑨

 

写真⑩

 

表面は生地の硬さがありますが、中の食感は滑らかでカカオの風味を強く感じます。

かなり満足のいく完成度でした。

 

実際の作業としては量の計測をして混ぜ、型に入れて焼くだけなので、大変な工程も

ありませんでした。お手軽に挑戦できるショコラテリーヌ、おすすめです。

 

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