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コラム

意外と知らない訪問サービス!医療保険が使えるものや介護保険との違いを徹底解説

「家族の介護が始まったけれど、どんな訪問サービスがあるのか分からない」というお悩みはありませんか? 

自宅で受けられるサービスには多くの種類があり、大きく分けて介護保険を使うものと医療保険を使うものがあります。

この記事では、主な訪問サービスの特徴や費用の仕組み、賢い使い分け方を分かりやすく解説します。

ご家族にとって最適な在宅ケアを見つけるための参考にしてください。

訪問サービスには何がある?それぞれの特徴や使える保険を一覧で紹介

自宅の庭で車椅子に乗る高齢女性と、笑顔で寄り添う訪問サービスのスタッフ

訪問サービスは多岐にわたり、身体の状態や目的に応じて使い分けることが大切です。

まずは全体像を把握するために、主要なサービスと適用される保険の種類を一覧で確認しましょう。

サービス名 主な目的・内容 使える保険(原則)
訪問マッサージ 痛み・麻痺の緩和 医療保険
訪問鍼灸 神経痛等の緩和 医療保険
訪問リハビリ 生活機能の維持・回復 介護保険
※条件により医療保険
訪問看護 医療処置・病状管理 介護保険
※条件により医療保険
訪問介護 身体介護・生活援助 介護保険
訪問入浴 入浴介助 介護保険
訪問診療 診察・治療 医療保険
【図解】高齢者向け訪問サービスの種類と保険区分一覧

介護保険の限度額がいっぱいなときは医療保険を活用できる場合も

多くの訪問サービスは介護保険を利用しますが、要介護度ごとに決められた「支給限度額」を超えると、超過分は全額自己負担となってしまいます。

しかし、医療保険が適用される訪問サービス(訪問マッサージや訪問鍼灸など)は、この介護保険の枠とは別で計算される仕組みです。そのため、介護サービスを限度額いっぱいまで利用している方でも、医療保険のサービスであれば、費用負担を抑えながら追加でケアを受けることが可能です。

介護保険が中心の訪問サービス

机の上に置かれた介護保険被保険者証の書類

介護保険を利用した訪問サービスは、食事や入浴といった生活支援から、専門的なリハビリまで幅広い種類があります。

訪問介護(ホームヘルパー)

訪問介護は、介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)以上の資格を持ったホームヘルパーや介護福祉士が自宅を訪れ、日常生活のサポートを行うサービスです。

具体的には、身体介護(食事、入浴、排泄の介助など)と、生活援助(掃除、洗濯、調理、買い物など)の2種類に分けられます。

対象となるのは要介護1〜5の認定を受けている65歳以上の方、特定疾病が原因で介護が必要となり、認定を受けた40〜64歳の方で、要支援の方は別の予防サービスなどを利用することになります。

料金の目安は、1割負担の場合、身体介護(30分〜1時間未満)なら1回あたり約400円、生活援助(20分〜45分未満)なら約180円ですが、地域や時間帯によって加算があります。
(令和8年2月現在)

訪問看護

訪問看護は、看護師が自宅で医療的なケアを行うサービスです。病状の観察や服薬管理、点滴、床ずれの処置などに対応します。また、主治医との連携により、24時間の緊急対応や看取りのケアも行います。

40歳以上の要介護・要支援認定を受けている方は、原則として介護保険が適用されます。

料金相場は、1割負担で30分〜60分未満の利用なら1回あたり約820円ですが、管理療養費などが別途かかる場合があります。
(令和8年2月現在)

訪問入浴

訪問入浴は、専用の浴槽を積んだ入浴車で訪問し、お部屋の中で入浴介助を行うサービスです。寝たきりの方でも安全に入浴でき、清潔保持はもちろん、リラックス効果や血行促進も期待できます。看護師がバイタルチェックを行うため、体調に不安がある方でも安心でしょう。

対象となるのは要介護認定を受けており、医師から入浴の許可が出ているものの、自宅の浴槽では入浴が困難な方です。

料金の目安は1割負担の場合、全身浴で1回あたり約1,260円、清拭などの部分浴で約1,140円となります。
(令和8年2月現在)

訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションは、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が自宅を訪問し、生活環境に合わせたリハビリを行うサービスです。

病院のような機器は使えませんが、実際の生活動線(トイレへの移動や着替えなど)に即した訓練ができるのが特徴です。

訪問リハビリテーションについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご参考にしてください。

医療保険が使える訪問サービス

健康保険被保険者証の一部

介護保険とは別に、医療保険を使って受けられる訪問サービスもあります。

これらは介護保険の限度額に影響しないため、リハビリやケアをさらに充実させたい場合に有効です。

訪問マッサージ

訪問マッサージは、国家資格を持つあん摩マッサージ指圧師が訪問し、マッサージや関節運動を行うサービスです。介護保険の枠を使わずに利用できるため、介護サービスとの併用がしやすいのが特徴です。

訪問マッサージについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご参考にしてください。

訪問鍼灸

訪問鍼灸は、鍼灸師が訪問して施術を行うサービスです。副作用が少なく身体への負担が軽いため、高齢者の方の疼痛管理としても適しています。

訪問鍼灸についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご参考にしてください。

訪問診療

訪問診療は、通院が困難な方のために医師が定期的に自宅を訪問し、診察や治療、薬の処方を行う医療サービスです。急に具合が悪くなった時に来てくれる「往診」とは異なり、月2回などの計画的なスケジュールで医学管理を行います。

対象となるのは、寝たきりや認知症などで自力での通院が困難な方です。

料金の相場は、月2回の訪問診療を受ける場合で月額約7,000円前後から(1割負担)となりますが、薬代や検査費用、在宅療養管理指導料などが別途かかります。
(令和8年2月現在)

[補足]訪問看護で医療保険が使えるケース

訪問看護は、以下のケースでは医療保険が適用されます。

・40歳未満の方、または40歳以上でも要支援・要介護認定を受けていない方
・厚生労働大臣が定める疾病等の場合
・特別訪問看護指示書が出された場合

[補足]訪問リハビリテーションで医療保険が使えるケース

訪問リハビリテーションは、以下のケースでは医療保険を利用できます。

・医師が訪問リハビリテーションを必要と判断し、指示書を発行している場合
・特定の疾患に対するリハビリが必要な場合

また、リハビリの必要性が高い場合に限り、介護保険から医療保険への切り替えが行われることがあります。

訪問サービスの組み合わせ実例

訪問サービスのスタッフが玄関のチャイムを押す様子

訪問サービスは単独で使うだけでなく、複数をうまく組み合わせることで、より快適な在宅生活を送ることができます。

ここでは、介護保険と医療保険を併用した賢い利用例を紹介します。

まずは介護保険で生活の基盤を固めよう

在宅介護を始める際は、まずケアマネージャーと相談して「ケアプラン」を作成し、生活のリズム(基盤)を整えることから始めます。

【具体的な利用イメージ】

・入浴や運動のために
週2回デイサービスや通所リハビリに通って体を動かす

・自宅でのお風呂が大変なら
訪問入浴を利用して、安全に入浴を済ませる

・日々の家事が負担なら
訪問介護に来てもらい、掃除や買い物を頼む

まずは食事・入浴・排泄といった基本的な生活動作(ADL)を安定させることで、ご本人もご家族も無理なく過ごせる環境(土台)を作りましょう。

リハビリ不足や痛みの悩みは医療保険サービスを活用

「もう少しリハビリを増やしたいが介護保険の枠が足りない」「慢性的な腰痛や関節の固さがつらい」という悩みが出てくることがあります。

その場合、医療保険が使える訪問マッサージや訪問鍼灸を追加するのもおすすめです。

これにより、金銭的な負担を抑えつつ、身体機能の維持・改善に向けた手厚いケアを実現できます。

まずはケアマネージャーやかかりつけ医に相談を

タブレットを見せながら説明するケアマネージャーと話を聞く高齢女性

もし、「介護保険の限度額がいっぱいで、これ以上サービスを増やせない」「リハビリをもっと受けたい」といったお悩みがあれば、医療保険が使える訪問マッサージや鍼灸が解決策になるかもしれません。

からだ元気治療院では、医療保険が適用できる訪問鍼灸マッサージをご提供しており、費用の負担を抑えながら継続的なサポートが可能です。

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